片頭痛

「頭痛はなにもしらなくとも50%治る、頭痛を知り尽くしても50%しか治せない」と言われています。頭痛の多くはあまり心配のないものですが、時々危険 な頭痛があります。どんな時でも当オフィスではまずバイタルサインとして血圧や脈圧、意識状態等をチェックします。それはバイタルサインや意識の異常を伴うような頭痛は重症だからです。その場合は少なくとも脳のCTが撮れる施設を探さなければいけないからです。他に麻痺や神経障害を伴う場合、急性硬膜外血 腫、脳梗塞、髄膜炎による脳浮腫、クモ膜下出血、緑内障発作、動脈硬化、慢性硬膜外血腫なども脳神経外科に行かなければいけません。
血管性頭痛だから頭がズキズキする頭痛、緊張型頭痛は筋肉の緊張だから肩こり頭痛という簡単な図式では片頭痛の治療はできません。片頭痛と言っても40% は両側性であり、片頭痛という病名自体が誤解を招きやすいのですが、現在の片頭痛では三叉神経終末から硬膜動脈に神経ペプチド(CGRPなど)が放出さ れ、血管の拡張と炎症が起こる事によって起こる発作的頭痛と理解されています(三叉神経血管説)。片頭痛はもともと脳の過興奮性という遺伝的要因があっ て、身体的・心理的・物理的トリガーにより、脳のホメオスタシスが破壊し、脳の感受性が高まって発症します。
片頭痛は仮面舞踏会のダンサーみたいなもので、誰もその素顔を見たものはいません。片頭痛に見えて、クモ膜下出血や副鼻腔炎などの二次性頭痛が隠されてい ることがあります。片頭痛と緊張型様頭痛は連続体で機能性頭痛と言われていますが、片頭痛は「脳と血管の感作」であり、頭蓋内の痛覚過敏になり、体を動か すと酷くなる動作過敏となります。緊張型頭痛はむしろ「体を動かすと楽になる」ことが多いです。
当オフィスではオステオパシーの創始者である Dr. Andrew Taylor Still(スティル医師)が子供のころから酷い頭痛持ちで、偶然に頭痛を治癒されたオステオパシー的観点から頭痛が治まる理由を取り入れオステオパシー とカイロプラクティックの両方のトリートメントで大きな効果を上げています。

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